代表取締役社長 松森 浩士

代表取締役社長
松森 浩士

当社は1942年の創業以来、80年以上にわたり商社として、また医薬品の原薬・製剤の製造企業として成長してまいりました。今後も引き続き、医薬品の製造を通じて患者様の健康に寄与し、健やかな社会の実現に貢献してまいります。

当社の経営理念には、「社員が『楽しい会社、楽しい仕事』を実感できる働きやすい職場を作る」ことが掲げられています。社員が仕事に楽しさを感じ、会社の成長と社員の成長が連動することで、これからもお客様に選ばれ続ける企業を目指します。

近年、薬事政策や規制の変化、業界動向、金融資本市場など、当社を取り巻く環境はますます厳しさを増しています。これらの変化を乗り越え、企業価値を高めるために、2024年7月に中期経営計画「Daito Transformation Plan 2027 (DTP2027)」を策定いたしました。

このDTP2027では、「シン・ダイト」の確立をコンセプトとし、「我々は変わらなければならない」という強い意志を込めて、Transformation「変革」の名を冠しました。

DTP2027における事業戦略として、既存ビジネスの効率化を図るとともに、中国ビジネスの強化や新規ビジネスへの参入を進め、長期的な企業価値の向上を目指して取り組んでまいります。また、これらの施策を支えるために、PRB1倍割れ対策、資本配分の高度化、そして人的資本への投資も積極的に進めてまいります。

さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を通じて、業務プロセスの効率化と新たな価値創造を図ります。これにより、より迅速かつ柔軟に市場の変化に対応できる企業体質を構築してまいります。

また、持続可能な社会の実現に向けた環境・社会・ガバナンス(ESG)の取り組みを強化し、社会的責任を果たすとともに、企業の持続的な成長を目指します。

最後に、ダイト株式会社では、全社員が、自社の製品が生命と健康に関わる医薬品であることを深く認識することにより、生命関連企業として法令やルールを遵守し、高い倫理観と使命感を持って高品質な製品を供給することをお約束いたします。

代表取締役社長 松森 浩士